遺族年金とはなにか

生命保険には入らなくてよい理由に遺族年金の存在があります。

 

遺族年金とは

あなたが国民年金を支払っている場合、あなたが亡くなってしまった場合に妻や子供などの遺族に支払われるお金が遺族年金となります。

例えば夫が自営業者で子どもが3人いた場合、妻に年間130万円が振り込まれます。夫が会社員であれば死亡した時点での給料(平均標準報酬月額)で変動しますが、年額170万~200万円を受け取ることができる制度です。

 

夫が亡くなった後、妻には自分の給料に加え毎月遺族年金を受け取ることができます。また、もしも夫がしっかり貯金や投資をしていればそのお金も妻に残すことができます。そう考えると、生命保険にわざわざ入って、月の収入を減らしてしまうことは、正しい判断と言えるのでしょうか。生きている間に生命保険料を妻を喜ばせることに使ったり、投資に回したりすることの方が幸せだと私は思います。